中学生の生徒さんが ヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」に 取り組んでいます。 この「調子の良い鍛冶屋」というタイトルは ヘンデル自身が付けたものではなく、 後に出版社によって名付けられたものです。 正式には 「組曲第5番 ホ長調 HWV 430 の終曲 エアとヴァリエーション」といいます。 「ヘンデルが雨宿りをした鍛冶屋の ハンマーの音から着想を得た」 という有名なエピソードもありますが、 これも残念ながら 後世の作り話とされています。 ヘンデルの時代には まだ現代のようなピアノはなく、 チェンバロという楽器で 演奏されていました。 チェンバロは弦を弾いて 音を出す構造のため、 音の減衰が早く、 ピアノのようなペダルもありません。 そのため、ピアノで演奏する際は、 当時の楽器をイメージする、 と同時に 現在のピアノだからこそできる表現 も考えながら、演奏を組み立てていく 必要があります。 また、バロック音楽において装飾音は、 非常に重要な役割を持ちます。 当時は演奏者の裁量で即興的に音を 加える習慣がありました。 特にこの曲のように 同じ旋律を繰り返す際は、 装飾音を追加して変化をつけるのが 当時の「作法」でもあります。 演奏がしっかりまとまってきたら、 バロック音楽らしい華やかさを出せるよう、 生徒さんと一緒に装飾音の入れ方を 工夫していきたいと思います。 ▪▪▪宝塚 ピアノ教室 espressivo▪▪▪ 🌸 レッスンのご案内 🌸 体験レッスンや詳細については、お気軽にお問い合わせください。 📩 レッスンのお問い合わせはこちら 公式サイトTOPへ戻る